つれづれなるままに~じゃないけどかたりたい

映画やドラマについての思いを語ります。伊藤健太郎くん多めです。

デメキン

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出典:映画「デメキン」公式Twitter

健太郎初主演映画。

事務所が小さいから脇を固めている側に

回っているのかと思っていたら、

こんな早い時期にまさかの主役。

共演は山田裕貴今田美桜

今はどんどん人気が出ているけど、

この撮影時期はそれほどではなかったのでは。

ネクストブレイク俳優さんたちの映画なのね。

でもとにかく今田美桜はかわいい。

これは売れるよ。

 

お笑いコンビバッドボーイズ佐田正樹による

小説とコミックスを映画化した青春ドラマ。

実話らしい。

撮影時はおそらく健太郎はまだ未成年だったのだろう。

喫煙シーンも火はつける前にシーンが終わるのがおもしろい。

 

今日から俺はと同じ漫画原作のヤンキー映画だけれど、

映像の造りはなかなかグロいシーンが多い。

これをスクリーンで観るのはちょっときついかも。

同じように殴り合って流血もあるのに、何が違うんだろ。

今日から俺ははコメディ要素が強いから比べる対象ではないか。

 

いじめられっ子が周りから舐められないための手段として喧嘩を覚え、

総長にまで上り詰めていく。

その道のりと男の友情物語。

親友や仲間が痛めつけられ、その仕返しをやりに行って、相手も仲間に入れてしまう。

ものすごくありきたりなストーリーで、

先も読めてしまうんだけど、なんだか懐かしい。

田んぼのシーンも多く、

田舎の高校生がイキッてる姿ってダサいけど、そのダサさも懐かしい。

今の時代、暴走族も見なくなった。

このノスタルジーな雰囲気もこの映画は描きたかったのではないかと感じる。

 

童顔で周囲の俳優さんの中でもかなり若い

健太郎がこの主役に抜擢されたのはなぜだろう。

親友役の山田裕貴とは同い年の設定でありながら実年齢は7歳違う。

 

普段の健太郎に、ヤンキーの迫力はない。

普通の高校生役の方が似合いそう。

でもやっぱり目力なのかな。

最後の闘争に出かけるために仲間と集まり、

歩き始めたときの上目遣いの目力はぞくっとする。

色気もあるんだな。

あとは上の人から可愛がられそうな愛嬌。

人たらし。

ああ、佐田が健太郎そのものな気がしてきた。

 

脇に回ることが多い健太郎だから、どのドラマや映画もさほど出番は多くない。

それでも印象を残す演者さん。

名前は知らないけど顔は見たことあるといわれるタイプのバイプレーヤー。

 

その俳優が主演として全編に出ている映画。

ストーリーとしては単純だし、あまり暴力的映像は好きではないけれど、

健太郎を観るためだけに何回も観そう。