《おぼえがき》
健太郎が家から持ってきた
レコードをかける。
おじいちゃんのレコード。
伊藤健太郎は祖父母の影響を
とても受けていると思う。
だからこんなに昭和っぽいんだろうな。
ちょうど舞台「春のめざめ」を
やっているので、舞台の話も。
お客さんとの距離が近く、
直接反応が返ってくるからうれしいと。
「春のめざめ」は観に行きたかったな。
自分のセンサの鈍さにほんまに
やるせないわ。
しゃがれ声が好きだと。
しゃがれ声で言ってほしい言葉から、
言ってほしい言葉、
言ってほしくない言葉選手権が始まる。
「わかんないならいいよ」
は嫌らしい。
「わかんないなら教えて…」
の言い方がかわいい。
「悪くないんだけど、なんか違う」
「何?モテたいの?」
「今そういうノリじゃない。」
「どっちでもええやん。」
「もう勝手にしろよ。」
「俺が言ってる意味わかる?」
言ってほしくない言葉メールが来る来る。
どの言葉にも共感する健太郎。
この共感力が伊藤健太郎の良さだと思う。
そして好きなしゃがれ声の方の曲
ということで…
「間違いない曲なんで、
青春時代にめちゃくちゃ聴いてた。
尾崎豊をこの年齢のパーソナリティさん
のラジオで聴くなんてね。
ほんとに尾崎大好き。
でも思春期の頃は尾崎の声も曲も
大好きだけど、
歌詞はそんなこと言ったって
仕方ないやんって
斜めに読んでるとこもあった。
尾崎は自由に生きる強さがあるけど、
凡人はレールに乗って
生きるしかないんだよとか思ってたな。
ほんと思春期の考え方だわ。
とっておきのレコードは
なのに、レコード針落としを
失敗するのが伊藤健太郎。
言い訳は
「コンタクトがカッピカピ」
《セットリスト》
Aerosmith/Angel
Bonnie Tyler/Have You Ever Seen the Rain?
/Take Me Back
ABBA/(MEDLEY)
U.S.A. for Africa/We are the world
《音の栞》
ウルフルズ/ええねん