つれづれなるままに~じゃないけどかたりたい

映画やドラマについての思いを語ります。伊藤健太郎くん多めです。

トランジット~俺じゃダメの逆バージョン~

「先生好きになってもいいですか」の

藤岡くんの名言、

“俺じゃダメ?”の逆バージョン。

「トランジットガールズ」の

直くんが言われてました。

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*****ネタばれあります*****

「私、直くんのことが好き。

    直くんのことばっかり考えて、

    直くんのことばっかり目で追ってる。

    私じゃだめ?」

引用:ドラマ「トランジットガールズ」

  

小百合の親友で

いつも一緒に受験勉強をしている

未來からの言葉です。

 

直と小百合の仲の良さに嫉妬もするし、

直と小百合の気持ちを

事前に確認もするし、

ザ☆女子の未來ちゃん。

 

でも憎めないんです。

 

直のことだけをずっと見つめてる。

だから直の小百合への気持ちも

気づいてる。

 

“私じゃダメ?”

って言葉を使うのは

他に好きな人がいること

わかっているから。

 

でもそんな未来を直は即答で

「ありがとう。

    でも…ごめん」

引用:「トランジットガールズ」

って言っちゃうんだよね。

 

藤岡くんだって、

”返事はすぐじゃなくていい”って

言ってたじゃん。

自分だって、小百合に告白したとき

”返事はすぐじゃなくていい”って

言ったじゃん。

 

少しぐらい考えてあげても…。

 

直の気持ちは決まってるから、

変に期待を持たせてもっていう

優しさの一種なんだろうけど。

 

当の小百合にまで、

“直に未來はもったいない”

って言われてたけど、

本当にもったいないよ。

 

だって未來は直のこと

容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能な

外側だけをみているわけじゃない。

(直ってどう考えてもモテるよね)

  

未來はそんなスーパーマンなはずの

直の弱いところにもちゃんと気づいてた。

 

直に告白された小百合。

でも直とは生まれたときから一緒で、

男としては見れない。

ずっとこのまま家族のような関係でいたい。

 

直はその関係を壊すかもしれない

リスクを冒してまでも

小百合に想いを伝えた。

 

直の覚悟。

 

どうしていいかわからない小百合に

未來はこう言うのです。

 

「小百合は直くんの優しさに

 甘え過ぎだと思う。

 直くんはスーパーマン

 かもしれないけど、

  スーパーマンだって

 傷つくことあると思う。」

引用:ドラマ「トランジットガールズ」

  

未來は自分の気持ちより、

直の想いを大切にしてた。

直を傷つけたくないんだよね。

 

直に甘えすぎてる小百合に、

直も傷つくんだってことを

ちゃんとわかってほしかった。

 

うん、小百合は直に甘えすぎだわ。

 

逃げちゃダメだよ。

直が真剣に想いを伝えたんだから、

きちんと答えは返さないと。

 

直は未來が真剣に気持ちを伝える姿に

勇気をもらったんだと思う。

 

そして小百合に想いを伝えてダメだった。

恋が終わったんだよ。

 

直、未來にしとこ。

 

未來は勇気をくれた子なんだから。

ちゃんと直のことわかってくれてる。

 

最初は形からかもしれないけど、

一緒にいるうちに好きになるって。

そういう恋の形もよくあるものよ。

 

もちろん小百合ちゃんも

大好きなんだけどね。

でもここまで双子モードが

強かったら厳しいわ。

 

家族に近い存在として、

直のことを大切に思っていれば

思っているほど、

その感情を覆すのは難しい。

 

“ダメ?”

って聞く子たちは、

ダメだと言われる覚悟もしてるけど、

“ダメじゃない”

って言ってくれる

僅かな可能性にも賭けている。

 

その勇気が報われてほしいな。

 

W伊藤は映画「十二単衣を着た悪魔」の

令和の世で結ばれるから大丈夫。