映画「惡の華」
テーマが受け入れられるかが
なんだか不安で、観るまでに
少し時間がかかった作品。
でもいざ観てしまうと、どハマリしました。
役者伊藤健太郎の上手さや
玉城ティナちゃんの雰囲気が
もうたまらなくて、何度繰り返し観たことか。
原作者の押見修造さんの故郷でもあります。
まさに春日と仲村さんが過ごした町を
巡ってきました。
まずは桐生駅から徒歩で回れる場所から。
***雷電神社***
クライマックスのお祭りシーン。
夜のシーンでほとんどが人や屋台だったのですが、
この後ろの白い建物が映っていました。
この鳥居の奥に櫓が建てられていたっぽい。
そして境内には
「雷鳴石」
思わず「雷ちゃんやん!」となりました。
”惡の華の撮影のすぐ後に、
”十二単衣を着た悪魔”の撮影が行われたので、
このときから伊藤雷鳴として生きることは
わかっていただろうし、
気づいていたかなぁ。
ちなみに雷鳴石はいつからあるのか
どこから来たのかもわからず、
耳を当てると雷鳴が聞こえることもあると
言い伝えられているそうです。
この不思議さも雷ちゃんそのもの。
そしてもう一つ。。。
この雷電神社が祀られたのが・・・
「永禄二年」
「若君さまー!」です。
一緒にいたお友だちとも大はしゃぎ。
それにしても「永禄二年」の単語だけで
すべてが分かり合えてしまうところが
ほんとお仲間です。
若君さまから春日、そして雷ちゃんへと
結びつけてしまう雷電神社。
縁を感じます。
***また、今日***
雷電神社から徒歩で5分ほど。
教室を墨だらけにした早朝、
仲村さんと手をつないで歩いて
「また、今日」
と別れた道。
浜松町1丁目の交差点です。
初めて観たときに一番印象に残ったのが
この場所。
なんの変哲もない道のように見えるけれど、
二手にわかれる二人の背中が溶け込むようで、
どうしても行ってみたかった。
今回の旅の私のメインです。
***佐伯さんとの初デート***
春日と佐伯さんの初デートの公園。
浜松児童公園。
「また今日」の道から徒歩3分。
すべてが近い。
微妙な間隔を空けて
ベンチに座ってもじもじしている
二人がかわいいかったです。
仲村さんが二人を見ていた木はここ。
ジャングルジムとブランコはあったけど、
赤い遊具はなくなっていました。
壁ドンのブロック塀も近くにあるそうです。
***仲村さんを追いかけた道***
そして公園からまた徒歩5分。
桐生ガスのガスタンクと
両毛線の高架が目印。
ガスタンクが印象的な道です。
ここをヘロヘロになりながらも
必死で仲村さんを追いかけていたなと。
このあともこの後ろの
石畳の道を走っていたのに。。。
この道を見ただけで満足してしまった。
あとで作品を見直して、
もうちょっと後ろも歩くべきだったと後悔です。
下調べをして訪れているつもりなのに、
絶対どこかを見落としてしまいます。
でもそれはきっと、
”またおいで”ということだと信じて、
次の機会に取っておきます。
...と思いながら写真フォルダを見返したら、
あったーーーー!!!
何気なく撮った風景がゆかりの場所でした。
でもやっぱりちゃんと
”ここを走ってたんだな”と
妄想にふけりたいので、また行きます。
ここから徒歩10分ほどで
佐伯さんと行った
古本屋さんにも行けるのですが、
時間の都合で車で行かせていただいたので、
そこは次の車移動編にします。