つれづれなるままに~じゃないけどかたりたい

映画やドラマについての思いを語ります。伊藤健太郎くん多めです。

こもりうたvol.50〜今年の抱負〜


今の想いをどこかに残しておきたくて

ひとりごとのつれづれです。

 

2023年1月16日 月曜日

こもりうたVol.50。

 

メールを読んでいただきました。

 

今までも何度か送ってはきたけれど、

毎週たくさんのメールが届く中、

読んでもらえるのはほんの一握り。

 

健太郎くんが全部目を通していますと

言ってくれているので、

健太郎くんへの一方通行のお手紙として

送っていました。

 

”こもりうた”の時間の夜8時は

主婦にとっては一番のバタバタタイム。

大抵はリアタイできなくて、

翌日の朝、家族をみんな送り出してから

朝ごはんを食べながら聞くことが多いです。

 

その日も夜の片づけをしていたら

おともだちからLINEが。

 

「早くこもりうた聴いて〜!」

 

もしかして・・・とドキドキしながら

聞いてみると、

健太郎くんの声で”なちさん”の言葉が。

 

名前呼ばれるってヤバイ。

一瞬で血圧と体温と心拍数があがります。

 

メールのお題は

『今年の抱負』

 

私の今年の抱負は

「我慢をしない。

 好きなことを好きなようにやる。」

 

どこが抱負やねんとツッコまれそうですが、

子育て、家事、仕事と追われる身にとっては、

とても高いハードルです。

 

それを考え始めたきっかけは

去年の春の藤原まつり。

 

どうにかして行きたかった。

 

でも大型連休中に母親が家を空けること。

旅費もかなりかかること。

どうやっても実現できることではなく。

 

義経さまが本当に素敵だったとの報道を見ると

すごく誇らしい気持ちにもなったし、

嬉しそうな健友さんたちの笑顔を見ながら、

話を聞いているのはとても楽しかった。

 

ただ聞けば聞くほど、やっぱり行きたかったと。。

 

自分で納得して行かなかったはずなのに、

やっぱりやらなかったことの後悔って

大きいのです。

 

”やらずに後悔するより

 やって後悔せよ”

 

いっちゃんも言ってましたな。

若かりしころからの座右の銘の一つなのに、

ここにきてそれを守れなかった。

 

そしてそこに畳みかけるように、

冬薔薇の完成披露試写会や

日舞台挨拶、

ドリパス3本立て…。

 

健太郎くんが会える機会を

次々と作ってくれるのに、

そこにも行けない。

 

関西での舞台挨拶に行くことはできたけれど、

それでもやっぱり他の方々が全国を巡っては

何回も会っているのを見ていると

羨ましくて仕方なくて。

 

贅沢だなって思うんです。

 

私はまだ大阪に近いから、

少ないとはいえ

健太郎くんに会うチャンスもあるし、

映画を観に行くこともできる。

お出かけ好きの主人には

ロケ地にも連れて行ってもらっている。

 

もっと地方の方、

いろんなものを抱えている方はいて、

私は恵まれている方だって。

 

それがわかっているのに、

羨ましがってしまう自分がほんと嫌で。

 

落ち込んで落ち込んで・・・

その結果・・・

 

「こんなに落ち込むくらいなら

 やりたいようにやらせてもらおう!」

 

と開き直りました。

 

それが秋の旧足利高校への旅でした。

 

旧足利高校に入れる機会、

あの体育館で過ごせるチャンスは

もうないかもしれない。

 

行ってよかった。

 

実は今度は家族を置いて

ワガママを貫いてしまった自分に

嫌気がさすかもしれないとも思っていました。

 

でもそれ以上に楽しかった。

 

とはいえ、正直まだ迷いはありました。

 

帰ってきたとき、

すごい満足感とごめんなさいの気持ちが

同居しているんです。

 

家族はとても理解してくれていて、

いつも快く送り出してくれるのに

我ながら変だと思います。

 

それを断ち切るというか、

健太郎くんに宣言してしまおう!と思ったのが、

今回のこもりうたへのメールでした。

 

一方的な宣言のつもりがまさかのお返事。

 

「いいんじゃないですか。たまには」

 

この健太郎くんの一言に、

なんかすべてが浄化された想いです。

何を私は悩んでいたんだろうって。

自分の心の持ち方だけのことだったんじゃないかと。

 

そして

「たぶんこのなちさんも

 お子さんがいらっしゃって、

 いろいろと子どものことで

 やらなきゃいけないことも

 たくさんあったと思うので、

 自分のために使う時間があっても

 いいんじゃないかなぁと。」

って。

 

なんでこの人はこんなに相手に

寄り添う言葉をくれるんでしょう。

誰かにずっとこう言ってほしかったんだな

って思いました。

 

そして

”たまには”という言葉に

引っかかる人もいるんじゃないか

というような躊躇した感じや、

スラスラとではなく

健太郎くん自身の言葉で

語りかけてくれているところも

またうれしかったです。

 

自分の時間を大切にするって

悪いことじゃないんですよね。

 

ずっと子どもありきで日々を過ごしていると、

頭ではわかっていても、

心がうまくついていかない。

 

でも子どもも大きくなってきて

巣立ちのときももう間近です。

そろそろ子離れの準備もしていかないと。

 

また迷ったら健太郎くんの声を思い出して、

気持ちを切り替えていこうと思います。

 

それにしても

 

・うれしいですね。

・ありがとうございます。

・僕もがんばります。

 

の3本立ての上に名前まで呼んでもらえて…

 

一方通行と思って書いた手紙に

思いがけずこんなに優しいお返事を

しかも健太郎くんの声でもらえるとは。

 

夢見心地です。

 

「おひさしぶりの自分時間を楽しんでください」

 

健太郎くんの言葉には、

すでに秋からフライングしていたことを

知っているお仲間さんからは、

「”おひさしぶり”?」

とはツッコまれましたが…

こはちょっとおいといてください。

 

心置きなく自分時間を楽しむのは

きっと”おひさしぶり”なのです。

 

そしてそして

みなさまからの“おめでとう”や

“早く聴いて”のメッセージ、

本当に嬉しかったです。

 

3月の舞台『背信者』、楽しみでたまりません。